16年前に見つかった小判と金貨のお話
世間では偶に、徳川埋蔵金など埋蔵金の話題が持ち上がりますが…
丁度16年前の今日。
富山県のとある工事現場で江戸時代末期の小判と明治時代初期の金貨が見つかるという事件がありました。
見つかったのは江戸後期の小判と、明治初期の金貨。
併せて1000枚以上。相当な数です。
この時に見つかった江戸後期の小判の方は状態が悪く数も多かったためにそれほど価値はなかったそうですが、明治初期の金貨は元々発行数自体が少なかったそうで、骨董品としてはかなり希少価値が高く、時価3000万円とも言われたそうです。
まさか小判が出てくるなんて、工事現場の人は勿論、誰も思ってなかったでしょうし、見つけたときは興奮しただろうなと想いを馳せると、なんだか夢のような話ですね。
因みにそれらの小判や金貨がその後どうなったかというと…
見つかった場所は以前民家のあったところではありましたが、既に国の管轄だったこともあり、発見当時の所有者は分からず、そのままであれば国庫に入ったはずだったそうですが…その後、元土地の所有者だった方が現れ、先祖の土地で蔵のあった場所だということが証明されたため、元の所有者の元へ渡されたそうです。
おとぎ話のようですが、現実にそんなことがあったのかと思うと面白いですね!