値札についている記号と数字の読み方
先週ご紹介した新作ネックレス(2017年1月21日『ネックレスの新作入荷しました』)、店頭に登場しています。
遠めだとちょっと見づらいですが…
他のものより少し大きめではっきりしているので、タートルネックの上などにも使いやすいデザインになっています。
さて、ジュエリーを購入する際の表示に『K24』『Pt900』『K18PG』等が必ず値札に書かれているのをご存知でしょうか。よく見ると殆どのアクセサリーで一見ではわかりづらいところにこの文字と数字が書かれています。
これは素材を表しています。
K:金
Pt:プラチナ
更にゴールドは
PG:ピンクゴールド
YG:イエローゴールド
WG:ホワイトゴールド
…と素材によってつくこともあります。
ちなみに、金はKinだからK…ではありません。
Kはカラットの略語で、そのあとにつく数字は重量中に含まれる純金の割合を示す品位のことです。
例えば純金はK24と表記されます。
これは100%金でできていて他の混ぜ物がありません。
恐らく一番よく見る表記であろう、K18とは、75%が金で、他の金属が25%混ざっている、ということです。
ここで「混ざっている」と聞くとびっくりされる方もいらっしゃいますが…。
実は金は柔らかい素材なのです。そのため、アクセサリー等にすると強度に不安が残るため、少し他の素材を混ぜて作られる=K18で加工されることが多いのです。
同じような理由でPtことプラチナも900だったり950だったりしますが、こちらも純粋にプラチナだけだと、金ほどではないものの矢張り耐久性に問題が残りやすいので、少しだけ別の素材を混ぜて合金としています。
そして、その混ぜ物の色によって、WG=金だけど銀色だったり、PG=銅が混ざるのでピンク色を帯びた金色だったり…と色味が変わってくるのです。
桜産業の値札には素材と品位が表記されているので、見ながら何の素材かまで解るようになりますね。
殆どの素材は上記に記載しているものですが、もし見たことのない記号が出てきましたら、どうぞお気軽に店員までお問い合わせください。