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[豆知識]金の品位などを表す『カラット』の語源は?その3

前回のお話でダイヤモンドなどの宝石の重さを表す単位として『カラット』が利用されている経緯を書きましたが、『カラット』という言葉は石の重さを表すだけではありません。

金の品位(含有量)、即ち純度を表す単位としても『カラット』という単位が使われています。

その昔、イギリスの金細工師が金の合金を作る際、今までの説明でも何度も出てきた小さな角状の豆、「イナゴマメ」を使い、重量の『24個』を基準として作っていました。

ここで疑問となるのが24という数字。
何故24なんて中途半端な数字…と現代の私たちは考えると思いますが、金は貴金属として昔から愛されていた、その昔の単位は24分率が基準だったためです。

 

ということで24という数字をもとに、18金を作る場合には18個のイナゴマメの重量に相当する純金と、6個も重さに相当するほかの金属(銀、銅など)の重量を測りそれを溶かして合金を作っていたそうです。

そして、この作業が行われていたことに由来し、のちに金の品位(金含有量)を表す言葉として使われるようになったそうです。

つまり純金の事を24金(24カラット)と表現するのも同様、イナゴマメ24個分の純金=金以外の含有物がないということですね!

 

◆併せて読みたい◆

[豆知識]金の品位などを表す『カラット』の語源は?その1

[豆知識]金の品位などを表す『カラット』の語源は?その2

 

2018年03月10日 | , , ,


古風な置時計が告げる日本の時

桜産業の店内には、古風な置時計があります。

十二支や、日本の時を表す表現などが全て一つの文字盤にまとまった時計。

服部時計店・創業100周年記念・置時計・十二支時計・記念の置時計です。

サイズは幅約15cm 、高さ約20cm 奥行約8cm。

 

これが作られたのは1981年。

それはSEIKO100周年の記念の年でした!

 

改めて見つめてみると、日本の時を感じることのできるこの時計に引き込まれるようです。

 

と、同時に1日の時間をこれだけたくさんの言葉で表す日本語の表現の豊かさにも感動します。
小説などを読んでいると出てくる時間の表記も、これを知るとよりその世界の時間を想像しやすくなりますね。

2018年03月09日 | ,


春の訪れとうたた寝と

本日水曜日は桜産業の定休日です。

ここのところとても暖かい気候だったり、大雨がザーッと降ったと思ったら、サッと冷えてまた冬に逆戻りしたりと、お天気が安定しない松山です。

 

それでも冬の寒さは大分ぬけてきたようで…

さくら部長は朝から大あくび。

ウトウトとうたた寝が心地よい季節になってきたようです・・。

 

 

ってさくら部長、もう昼ですよ!

 

 

2018年03月07日 | ,


16年前に見つかった小判と金貨のお話

世間では偶に、徳川埋蔵金など埋蔵金の話題が持ち上がりますが…

丁度16年前の今日。

富山県のとある工事現場で江戸時代末期の小判と明治時代初期の金貨が見つかるという事件がありました。

見つかったのは江戸後期の小判と、明治初期の金貨。
併せて1000枚以上。相当な数です。

この時に見つかった江戸後期の小判の方は状態が悪く数も多かったためにそれほど価値はなかったそうですが、明治初期の金貨は元々発行数自体が少なかったそうで、骨董品としてはかなり希少価値が高く、時価3000万円とも言われたそうです。

まさか小判が出てくるなんて、工事現場の人は勿論、誰も思ってなかったでしょうし、見つけたときは興奮しただろうなと想いを馳せると、なんだか夢のような話ですね。

 

因みにそれらの小判や金貨がその後どうなったかというと…

見つかった場所は以前民家のあったところではありましたが、既に国の管轄だったこともあり、発見当時の所有者は分からず、そのままであれば国庫に入ったはずだったそうですが…その後、元土地の所有者だった方が現れ、先祖の土地で蔵のあった場所だということが証明されたため、元の所有者の元へ渡されたそうです。

 

おとぎ話のようですが、現実にそんなことがあったのかと思うと面白いですね!

2018年03月05日 | ,


空に散りばめられた桃色の花たち

今日は3月3日、桃の節句。ひな祭りですね。

古くから日本では季節の変わり目や節目で、厄払いをする風習があったそうです。
桃というのもそのころに桃の花が咲くからと言われますが、中国の方では桃は邪気払いの力があるとされ、日本でも魔よけの木ともされているので厄払いの行事にはぴったりで「桃」とついたのかもしれません。

 

そんなことを想いながらふと空を見上げると。

ロープウェイ街のはずれにある東雲神社のたもとにはピンクの花が満開で咲き誇っています。

遠くから見ると時期的に桃の花にも見えますが…。

色々と読んでいると、またよく見てみると椿寒桜かもしれません・・。

いずれにしても鮮やかなピンク色の花が青い空には映えてとても美しく、通りから見るとその場がパッと華やかになるような感じがします。

写真には写っていませんがこの木の根元あたりに小さな黄色い花も咲いていて、春の訪れと色彩のコントラストをより際立たせて居るように思います。

 

この後もう1か月もする頃には隣の桜の木が花をつけて満開になるのでしょう。

朝晩はまだまだ寒いですが、花々を愛でにぼんやりぶらりと街歩きをしてみると、この季節は特に様々な兆しを見つけるように思います。

季節は着実に前へ、春へと移り変わり始めているようです。

2018年03月03日 | 


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