春の夜空から・・・
あたたかな日の光と風の流れる桜の風景に変身!!
春の幸せを感じる瞬間がひとつでも多くありますように・・・!
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前回のお話でダイヤモンドなどの宝石の重さを表す単位として『カラット』が利用されている経緯を書きましたが、『カラット』という言葉は石の重さを表すだけではありません。
金の品位(含有量)、即ち純度を表す単位としても『カラット』という単位が使われています。
その昔、イギリスの金細工師が金の合金を作る際、今までの説明でも何度も出てきた小さな角状の豆、「イナゴマメ」を使い、重量の『24個』を基準として作っていました。
ここで疑問となるのが24という数字。
何故24なんて中途半端な数字…と現代の私たちは考えると思いますが、金は貴金属として昔から愛されていた、その昔の単位は24分率が基準だったためです。
ということで24という数字をもとに、18金を作る場合には18個のイナゴマメの重量に相当する純金と、6個も重さに相当するほかの金属(銀、銅など)の重量を測りそれを溶かして合金を作っていたそうです。
そして、この作業が行われていたことに由来し、のちに金の品位(金含有量)を表す言葉として使われるようになったそうです。
つまり純金の事を24金(24カラット)と表現するのも同様、イナゴマメ24個分の純金=金以外の含有物がないということですね!
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水深約100m、光も届かない深い海の底で密かに長い年月をかけて形作られる珊瑚。
3月の誕生石でもある珊瑚は約5000年も前から装飾品は勿論、薬品などとしても使用されてきました。
植物の一種と思われがちですが、実は珊瑚は動物です。
《3月の誕生石その2》コーラル(珊瑚)の続きで今日は様々な珊瑚のご紹介。
一口で『珊瑚』といってもざっくりと色で分けても大きく3つの色味に分かれます。
《白珊瑚》
西洋ではローマ時代から珊瑚がお守りとして愛用されていた歴史があり、イタリアでは船乗りの航海安全のお守りとされていました。
鉱物にはない優しい色合いをもち、身につける人の表情を穏やかに見せるやわらかなトーンの白い色味です。
《ピンク珊瑚》
「エンジェルスキン」と呼ばれるのは、最も珊瑚らしいコーラルピンクのグラデーション。
「天使の肌」の名にふさわしい優しい色合いで、白に近い淡いピンクから、オレンジに近い鮮やかな桃色まで、無数のカラーバリエーションがあり、それぞれが1点ものと言ってもいいほどの微妙な色合いです。
白や赤など多様な色味のサンゴがありますが、特にベビーピンクの珊瑚は日本人の肌へのなじみが良いです。
《赤珊瑚》
中でも血赤珊瑚は文字通り血のように赤い色をしています。
アメリカではオックスブラッド(雄牛の血)と呼ばれ、ギリシア神話ではメドゥーサの血の雫と言われていました。
その血の色のため、イタリアでは安産のお守りとして愛用されていたようです。
日本はサンゴ礁の分布を見ると世界的には北限近くにあたりますが、その品質は世界中で認められており、高知県土佐沖で良質な血赤珊瑚が採れるため、ヨーロッパでは赤珊瑚のことを「トサ」とも呼ぶそうですよ。
一口で「珊瑚」といってもこれだけたくさんの色味があり、更によく見ると一つ一つ少しずつ色あいが違っていますね。
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ダイヤモンドなど宝石の重さを表す単位として使われるカラット。
この語源は大昔に「イナゴマメ」を使って重さを測っているから…ということを前回お伝えしましたが、では実際の重さはどのくらいでしょうか。
イナゴマメの1粒の重量は大体0.2g程度。
これが元となり1カラット=0.2gとして1907年のメートル法により定められて、現在に至っています。
ではそれ以前はどうだったかというと、1877年に英国で定められた単位、1カラット=0.205gが英国カラットとして用いられていたそうです。
イナゴマメ、大活躍だったんですね!
なお、カラットの表記は日本語でカタカナでは全く同じ、単語としてもKarat、Caratの両方がありますが、宝石の場合はCarat(ct)で石の重さを示します。
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春色ディスプレイの第2弾はカラーデューのジュエリーで彩られています。
短い春の訪れを待ちわびて、新しい生命の息吹に歓喜して、
地球からの贈り物、カラーストーンたちも、きらきらトキメキます。
桜を思わせるローズクォーツや、茶色の少し珍しい色味を持つスモーキークォーツ、シトリンやグリーンクォーツ等、様々な輝きを放っているペンダントトップです。
石の透明感の高さに感動し、自由なデザインに存在感を感じます。
お手持ちのペンダント等にアレンジもしやすいですよ!