ダイヤモンドなど宝石の重さを表す単位として使われるカラット。
この語源は大昔に「イナゴマメ」を使って重さを測っているから…ということを前回お伝えしましたが、では実際の重さはどのくらいでしょうか。
イナゴマメの1粒の重量は大体0.2g程度。
これが元となり1カラット=0.2gとして1907年のメートル法により定められて、現在に至っています。
ではそれ以前はどうだったかというと、1877年に英国で定められた単位、1カラット=0.205gが英国カラットとして用いられていたそうです。
イナゴマメ、大活躍だったんですね!
なお、カラットの表記は日本語でカタカナでは全く同じ、単語としてもKarat、Caratの両方がありますが、宝石の場合はCarat(ct)で石の重さを示します。
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